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サルヴァトーレ・モレッティエーリ 商品一覧

Salvatore Molettieri 

サルヴァトーレ・モレッティエーリ

地域:Campania  

地区、村: タウラージ

造り手:Salvatore Molettieri  サルヴァトーレ・モレッティエーリ

HomePage : http://www.salvatoremolettieri.it/home.php

 

創業年: 1983年

栽培品種:アリアーニコ

タウラージは、南イタリアが産する、唯一のまことに偉大な赤いワインである。その原料となるアリアーニコ種のブドウは、もとはと言えばこの地方に植民市を建設した、古代ギリシア人が植えたものだった(アリアーニコとは、ギリシアを意味する「ヘレニコ」という言葉が、イタリア語風に変化したもの)。

このブドウはまことに素晴らしい品種で、南部の気候に非常に適しているが、とりわけタウラージ・アペラシオンの微気候とは、相性がよい。タウラージは、ワイン産地が大いに欲しがっているDOCG認定を受けた、南イタリア唯一のアペラシオンでもある。

アリアーニコは高酸で、ポリフェノールとエキス分に富み、赤紫色を帯びた赤の色合いはとても深みがある。いわば優等生的な品種であって、ナポリの北部/東部/南部など、カンパーニャ州のいたるところに植えられている。しかしアリアーニコが絶対的な偉大の域に達するのは、ナポリ西部のイルピーニア郡のみで、しかも上部の木々で保護される飛び地上になった、標高400-600mにあるタウラージの火山性土壌の地だけなのである。

自社畑面積: 13ha

土壌:

モレッティエーリ家のワイナリーには、海抜550mの高地にある7haの畑を、モンテマラーノに持ってい

る。タウラージのアペラシオンには、古来より最高とされるクリュがふたつあるが、モンテマラーノはその

ひとつである。ここでブドウが完熟するのは11月の第一週で、このためワインに、力強い威厳と濃密な

味わいが生まれでる。

 当ワイナリーが初めてワインを瓶詰めしたのは、1988年のヴィンテッジであるが、創生途上にあった

ため、利益をすべて畑の植え替えに投じた。同じ理由から、1989、1990、1991年には、以後のヴィンテ

ッジに備えて樽を購入するため、全量ブドウのまま売り払ってしまった。かくして、次に瓶詰めしたヴィン

テッジは、1992年になったのである。

 素晴らしく度量の大きい人物、サルヴァトーレ・モレッティエーリは、これまで私が味わったこともない、

比類ないタウラージを造ってきた。その偉容のほどは、ピエモンテやトスカーナでもっとも偉大なワイン

にもひけを取らない。今では私たちは、一歩一歩ながらイタリア最高のワイナリー目指して、ともに仕事

をしており、この目的のために、さらに7haの畑を入手したところである。

平均生産量: 70,000本/年

輸入元資料より抜粋