Hatzidakis Winery
ハツィダキス・ワイナリー
オーナー: Haridimos Hatzidakis ハリディモス・ハツィダキス
地域:Santorini サントリーニ島
地区、村:Pyrgos Kallisitis ピルゴス・カリスティス村
醸造責任者 : Haridimos Hatzidakis ハリディモス・ハツィダキス
栽培責任者:Haridimos Hatzidakis ハリディモス・ハツィダキス
コンサルタント名:無し
ホームページ:http://www.hatzidakiswines.gr/
【ドメーヌについて】
ドメーヌ創業年:1996年
ドメーヌ解説
歴史:
ギリシャの有名ワイナリーで3つで醸造技術者として働く。その中でサントリーニ島で働いたときに、サントリーニ島の火山由来の特別なテロワールと、土着品種であるアシルティコ、アイダニ、マヴロトラガノの大きな可能性に気づき高品質ワインを造ることが出来ると確信。1996年(28歳の頃)、ピルゴス・カリスティス村の標高330m、0.5haの小さな畑にブドウを植え直す。もともとはサントリーニ島の土着品種であるアイダニが植わっていた畑だが、1956年の大地震以後は放置されてきた。1997年に小さな洞窟をセラーとして醸造を始め、1999年が初リリースとなる。サントリーニ島は島全体が厚い火山灰の層に覆われていて、その大変掘りやすい、また掘っても崩れない火山灰の層に、崖や斜面から水平に堀った洞窟をセラーとしているところが多い。これらの伝統的なセラーはカナヴァと呼ばれている。現在は10haの畑を持ち一部、一部買いブドウでの醸造も行っている。
造り手略歴:
クレタ島出身。アテネの技術学校で農学とエノログを学ぶ。卒業後、ナウサのブターリ社で研修、サントリーニ・ワイナリーの醸造責任者を任されると同時に、クレタ島のファンタクソメトコ・ワイナリーでも醸造を担当。
哲学:
サントリーニ島のブドウの質を改善するだけでなく、明らかにすべきたくさんの隠れた品種を増やし、ブドウ栽培を多様化する。ワインを醸造するうえで近代技術をはじめとする人間の介入をできる限り排し、自然のままの味わいを表現する。目指すのは土着品種、有機栽培、醸造中の最低限の介入で自然で高品質なワイン、そして醸造中だけでなくもちろん飲んで楽しいワインを造る事。
【畑について】
栽培方法:ビオロジック
その栽培方法の開始時期:1996
その栽培方法を適用している畑:全ての畑
栽培方法の将来的な展望:今のまま変わらず。
VTの特徴: ※対象ワインのヴィンテッジに合わせて聞き手が(カッコ内)の年号を書き換えて聞いてください。
| 2013年 | 2012年 | 2011年 | 2010年 | 2009年 |
収穫時期 (開始年月日~終了年月日) | 7月31日~ 9月12日
| 8月3日~ 9月18日 | 8月1日~ 9月12日 | 7月31日~ 9月6日 | 8月2日~ 9月7日
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雨(次から選択) 多い、ふつう、少ない、干ばつ | ふつう | ふつう | 少ない | 干ばつ | 少ない |
損害(次から選択) 雹、洪水、 病気(具体名) |
| 嵐 |
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損害からの解決策・特筆事項
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認証機関:DIO (ギリシャの有機認証) - www.dionet.gr
土壌:火山由来の砂、軽石、灰
微気候:日差しが強く、風も非常に強い
自社ブドウ畑面積(ha):10
契約ブドウ畑面積(ha):
自社ブドウ畑の数(ヶ所): 7
自社栽培ブドウ品種:アシルティコ、アイダニ、マヴロトラガノ
ブドウ以外の自社農作物:
ブドウ畑以外の自社畑総面積(ha):
主な仕立て方法:クルラ仕立て(サントリーニ島特有の籠仕立て)、とても低く仕立てたゴブレ(クラデフティコ)
仕立ての支柱の素材:なし
仕立ての添え木の素材:なし
堆肥:鳥の糞、ブドウの処理後の搾りかすや種子を2年間地中で保存後に使用
【醸造について】
酵母のタイプ: 自然酵母
圧搾方式:空気圧式プレス
醗酵容器の素材と容量(L):ステンレス、40、50、100HLが大半だが、7,10,30Hlのものもある
熟成容器の素材:ステンレス
セラー環境:小さな地下セラー。現在別の大きなカナヴァで醸造できるようにしていて、いくつかのキュヴェの樽熟成はもう始めている。二つのセラーは2km離れている。
年間生産ボトル本数: 100000本
輸入元資料より抜粋