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ヴォーヴェルサン 商品一覧

Vauversin          -ヴォーヴェルサン-

 

ワイナリーについて

シャンパーニュ地方、シャルドネの醸地である、「コート・デ・ブラン」の特級畑に格付けされるオジェ村で、1640年よりブドウを育て、15代続く名家のヴォーヴェルサン家。

昔より、シャルドネを育て続け、その評価は非常に高く、ポール・ロジェにブドウを供給していた生産者として、名を馳せました。ヴォーヴェルサンが、自社醸造瓶詰に踏み切ったのは、ローランのひいおじいさんの時の1930年。大戦後の当時の経済危機の中、当時では、珍しかったRM(レコルタン・マニピュラン)としてシャンパーニュを生産し始めましたが、ネットも連絡手段も今のようではなかった時代、ヴォーヴェルサンのワインを買い付けたのは、ともに大戦を戦った戦友たちでした。現在の所有畑は、たったの3ha。生産量は、20,000本を下回り、半分ほどのシャンパーニュは、その当時からのつながりのあるフランス人へと世代を越え、販売されるそうです。ヴァン・ドールが分けていただいたのも、そんな特別なワインの中の一部です。

 

醸造について

発酵は天然酵母100%。収穫後、空気圧式の圧搾機を使用し、ステンレスタンクと、ブルゴーニュ式の小樽を使用し発酵。約一か月間のアルコール発酵に、その後自然にマロラクティック発酵が終わるのを待ちます。(キュベの種類によりによっては、一部マロラクティック発酵を停止します)またブルゴーニュ式の小樽は新樽比率0%。ムルソーなどのブルゴーニュワインに使用されたものを購入し、最大10年間使用します。熟成期間中は、バトナージュは一切行いません。例年、瓶詰は2月ごろ。瓶詰めしてからは、手作業でルミアージュを行います。(現在、ルミアージュを機械化するワイナリーが増え、よりスピーディに行われるようになりましたが、ローランは、時間のかかる手作業の方が、澱から得られる、旨味や複雑性をより多く得られると考え、機械化しません。)瓶内熟成は、ブリュットで2年半~3年。プレステージもので、5年を越えます。

輸入元資料より