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ボランティア受付開始だそうです

台風18号による豪雨被害を受けた京都府内の被災地で、復旧に向けボランティアを求める声が強まっている。一部で地元ボランティアが支援を始めたが、被害が甚大な府北部などで人手が不足しているためだ。被災した府内5市はボランティアセンターを立ち上げ、被害復旧支援へ乗り出すことに決めた。

 府災害ボランティアセンター(事務局・京都市中京区)は、被害が深刻な福知山と舞鶴、南丹、亀岡の4市で17日から被災状況を確認し、被災世帯からは家屋の土砂清掃や家財の片付けなどの支援要請が多かった。

 同センターは、各市で現地ボランティアセンターの立ち上げ準備を進め、18日までに福知山、南丹、亀岡の各市は設置、ボランティア募集を始めた。舞鶴市も19日に設置する。

 被災規模が特に大きい福知山と舞鶴の両市は、独居や高齢者世帯の被災が多いことが判明。府センターは21日からの3連休に京都市内からボランティアバスを出すことにした。

 京都市災害ボランティアセンター(事務局・下京区)も17日に災害時態勢に移行。被災地域の学区社協がボランティア要請の把握に努めており、19日にセンターの運営会議で派遣先を決める。

 ボランティアバスは無料。携帯電話090(9270)7750、090(9270)7751で午前9時~午後6時まで受け付ける。現地センターへの取り次ぎも行う。

 市内のボランティアの参加や要請の問い合わせは、市福祉ボランティアセンターTEL075(354)8735か各区社協へ。

2013年09月19日 10:45