18代目中村屋
5日の朝、歌舞伎界の太陽だった 18代目中村屋が亡くなった。このブログでも 散々 南座の顔見世のお話をしてましたが 2日の夜の口上でも 役者さんたちは 皆 18代目との思い出話をされていました。全て 楽しい思い出ばかりで これからも 楽しい事をご一門と一緒にしたいとおっしゃっていた。 誰もが その時が来ると思っていた時間でした。18代目を襲名された時、やはり 南座に18代目のまねきが上がりました。 沸きに沸いた公演でした。5日の夜の口上をニュースで見て 歌舞伎ファンもしっかりしないといけないと思いました。 継承する魂を入れる頑強な箱は代々 型という形で継承され、その中に 魂を入れて 継承する。日本独自の発想であり 文化です。きっと 千秋楽以降も この箱の中に 18代目以前から継承された 魂 が大事に継承されると 確信してます。
2012年12月08日 10:50