今回のワイン会は 例年になくずれ込んだ桜が まさに全盛の春の夜の宴でございました。

さて、先月に続いて ボルドー・グラン・ヴァンの特集でございます。

今回は★CH・デュアール・ミロンのヴィンテージ違いと ★CH・ランシュ・バージュのヴィンテージ違いを楽しみました。
いつもながら有り難い、「番外」もお客様より 数日前より持参くださり、弊店スタッフ、そのワインも密かな楽しみで当日を待ち望んでおりました。
なんと その「番外」が 他のお客様から 当日に出るわ出るわ・・・・・・何本出たかは申し上げられませんので、前もってご持参くださった「番外」だけご紹介します。
これは、KUSUDA WINE LIMITEDという ニュージーランドで頑張ってる日本人のワインです。
ヴィンテージも2002年ものでしたし ニューワールドだけあって 若さと強さとすがすがしさを感じる味わいでした。

  

CH・ディアール・ミロンは 若いヴィンテージ、2000年 →(番外1997年)→1995年 → 2000年の順番にお飲み頂いたのですが ここで若いヴィンテージから飲むほうがいいのか 反対がいいのか????意見を伺いました。 大将のこだわりで 今回若いヴィンテージでお出ししましたが 若い方が空気に触れて やわらかくなっていくのが分かりやすいこと。熟成の進んだ強いヴィンテージから口に 含むと後のものが分かりにくくなる可能性が高いことなどがあります。 皆様のご希望もご意見も同じようなものでしたので

CH・ランシュ・バージュは古いヴィンテージよりお試しに出してみました^0^ 1996年 → 1999年 → 2000年 → 2001年の順です。 1996年という年はボルドーにとって 2000年に匹敵するいい年で、ヴィンテージチャートでも最高に近い得点を得ています。 やはり評価の高い年は、納得のいく美味しさでした。
 

先月と今月はシリーズということでお越しいただいた方も よく見るお顔が大半でしたが 2名の新規のお客様が あまりにすっとなじんで下さり、楽しい時間を過ごせたことは やっぱり 「人の思いのこもったワイン」のおかげかな・・・・と思う桜の花びらそよぐ春のひと時でした。