今回のワイン会は、五月晴の続く日の 後2日で満月を迎えるミステリアスな色をした夜空の下で 執り行いました。

今月は 先月までと打って変わって "ブルゴーニュ地方、★モレ・サンドニ村&★ニュイ・サンジョルジュ村SPECIAL"でございました。
ピノ・ノワールで ございます。
先月まで こちらも気構えをして(着飾って?)シャトーの貴婦人に拝謁するような気分でお飲み頂いた ボルドーワインでしたが、今月は 目尻の下がった笑顔を絶やさない品のあるご婦人と暖炉の前で語り合うような ほのぼの感のあるブルゴーニュワインたちでございました。

まず、五月晴で少し体温が上がった体に 弊店お勧め、ル・バロンのスパークで喉を潤していただき、デュジャックの作る白ワインを飲み比べて頂きました。
モレ・サン・ドニの 白は ヴィンテージが 1998年、2000年とすでに5年から7年前の白。若い内は爽やかなでもこの年月の熟成は樽熟ならではの 香とコクが広がります。
デュジャックの赤は ストレートに感じる白に比べ、エレガントなものでした。
ニュイ・サン・ジョルジュの4種類の中でダントツ人気は やっぱり(?)ルロワの1998年。
エレガントで 1ランク上の評価でした。ただ もし、2000年ヴィンテージだとここまでの評価でなかったかも?7年の年月が マダムの作品にプレゼントを贈っているようです。


ブルゴーニュのワインは ピノ・ノワールを引き立てる造り方をしているなと実感した方が多かったようです。
先月、先々月が ボルドーであったので カベルネ・ソーヴィニヨンを主体に混乗し、テクニック、技量、才能などを感じるワインに対して ブルゴーニュのワインは 存在自体が包み込んでくれるような軟らかい癒しの精神が宿っているようです。
皆様の グラスが とても早いスピードで空いていくのですが どなたも和やかなお顔。


番外もいつもながら 来店のお客様からも出して頂き、合計5本!ワイン会終了はなんと翌日1時!確か・・・・10時過ぎに おむすびと日本茶で〆たはずだったんですが・・・・・^0^