1ヶ月空いたこの度のワイン会は ようやく秋を感じられる気候になり "天高く ワインも美味しい秋"を 心底楽しめるブルゴーニュ地方、ヴォ‐ヌ・ロマネ特集でございました。
先日 弊店大将夫婦の息子、真人くんが フランスから帰国し、今回のワイン会は 彼のフランスでの体験記と帰国報告、また フランスでのワイン事情といった情報提供の場にもなりました。

★ワインリスト
 ヴォ‐ヌ・ロマネ・1er・クロ・デュ・レア 2000年
    ミッシェル・グロ
 ヴォ‐ヌ・ロマネ・1er・オー・マルコンソール 2000年
    シルヴァン・カティアール
 ヴォ‐ヌ・ロマネ・1er・クロ・デュ・レア 1999年
    ミッシェル・グロ
 ヴォ‐ヌ・ロマネ・1er・レ・ボーモン 2000年
    エマニュエル・ルジェ
 ヴォ‐ヌ・ロマネ・1er・レ・ボーモン 2001年
    エマニュエル・ルジェ
 エシェゾー   2001年
    エマニュエル・ルジェ
 ヴォ‐ヌ・ロマネ・1er・レニョ 1990年
    ドミニック・ローラン

毎回恒例の「番外」として最初に 京都ワイン研究会で生産した「穣のしずく」をご賞味頂きましたが 最初に口に含むまでは甘い香りなのに 後味が思った以上にきりっとした辛口なので 驚かれたようでした。
「その他の番外」は ヴォ‐ヌ・ロマネが ピノ・ノワールなので 他の地域のピノ・ノワールはどうでしょうということで カリフォルニアのかの有名な ピノ・ノワールも試してみました。
このワイン、残念ながら(?)幸運なことに(?) 1本目が ブショネであった為、ブショネ 初体験のお客様もいらしたので 思わぬ勉強もできました。
そのほか ただただ もったいない!でも ありがたい! お客様からの「番外」も出まして、やっぱりワイン好きの皆様、 こうやって 楽しく飲むのだと再認識させていただいたワイン会でした。
大将が約1年がかりで 神戸ワイナリーで 育てた葡萄もご賞味いただけ、秋の味覚を満喫できた一夜でございました。
来月は世界で最初にボジョレ・ヌーヴォが飲めますね♪
ご予約がまだの方 そろそろ締め切りですよ^0^

●「ブショネ(bouchonne)」とは・・・・
 コルクの劣化によって香りがつき、ワインを駄目にしてしまうこと。
 実はワインは統計上100本中3本〜7本程度は傷んでいるそうで、「ブショネ」を見分けるホストティスティングの時のポイントを調べてみました。  1:ソムリエがワインを開ける時、静かに耳を傾けると、ソムリエがワインを開けるときの音がしっかり聞けます。コルクにソムリエナイフをくるくる回すとき「キュッ!キュッ!」と音が鳴る時は要注意だそうです!コルクが乾いているから音が鳴り、本来コルクは湿って音は鳴らないとか・・・。音が鳴るということは、状態が悪いと考えられるそうです。(いいワインを飲む場合)
 2:コルクの香りを嗅ぐと カビくさかったり、きな臭かったり、ほこりっぽかったら要注意だそうです!そんな香りがあったら自分が飲むと同時にソムリエにも飲ませてみて、少しでもソムリエが考えてたら駄目ワインの証拠だとか。
 参考になさって下さいね^0^