桜も終って 花冷えから初夏の風を感じるような 色んないい匂いが漂う晩,今回も番外を含め 豪華なワイン会になりました。

最初はいきなり 持込番外,シャンパン(モエ・エ・シャンドン・ブリュット)で乾杯!!爽やかで エレガントです。
次も 持込番外,ムルソー2003年。 フランス宮中晩餐会で出されているワインだそうで 日本に3ケースのみの入荷だとか。そのうちの1本です。
ボリューム感のあるムルソーは酸が綺麗で後口ピュアーでした。


そして 今回のテーマの『ブルゴーニュのワイン』の登場です。

★ジュヴレ・シャンベルタン 2004年 ブシャール・ペール・エ・フィス
★ジュヴレ・シャンベルタン・クロ・ド・メーヴェル 2004年 ピエール・ジュラン
★ジュヴレ・シャンベルタン・メ・サンク・テロワール 2004年 ドニ・モルテ
★ラトリシェール・シャンベルタン 2004年 ジャン・ルイ・トラペ
★シャンベルタン 2004年 フレデリック・エスモナン
★シャンベルタン 2001年 二コラ・ポテル
★シャンベルタン 2002年 ロシニョール・トラペ





ブシャールのジュヴレ・シャンベルタンは赤い果実,チェリーの香り,バランスがよくチャーミングで素直に美味しいワインでした。
ピエール・ジュランのクロ・ド・メーヴェルは ジュヴレらしい果実味プラスミネラル,鉄分,土などの味わいが豊か。
ドメーヌ・モルテのメ・サンク・テロワールは 濃い深い赤紫色。果実味,酸,タンニンが豊かで凝縮した凝縮した強さを持っているワインでした。
ジャンルイ・トラペのラトリシェール・シャンベルタン2004年は 透明感のある少しレンガ色がかった 柔らかな赤色。ミネラル,鉄分が豊かで 他と比べると 異色の野生美を持ちます。

次のシャンベルタンに移る前に・・・・またまた 番外が・・・・

ボーヌ・ブレッサンド2003年 シャソン・ペール・エ・フィス
 ボランジェの配下に入ってから 品質も一段落と向上。果実味豊かでエレガント!

そして フレデリック・エスモナンのシャンベルタン登場♪
すべての要素がベースに しっかりとありますが,全体に柔らかくエレガント。
熟成も期待できて今でも楽しめるワインです。
次に 二コラ・ポテルのシャンベルタン2001年。
重厚なワインが 7年の月日を経て 丸みを帯び 柔らかく変身。余韻の長さに特徴がありました。
ロシニョール・トラペのシャンベルタン2002年は,構成のしっかりした全ての要素が一体になり,まろやかで 複雑。心地よい余韻がいつまでも続く素晴らしいワインです。皆さん 納得!

そして またまたまた 番外です!



ヴォルネイ1978年 ピトゥーゼ・プリュール
 ヴォルネイの信頼できる作り手の1人。繊細で華やか。熟成したブルゴーニュワインを存分に楽しみました!

そして またまたまたまた 番外です!
CH・ムートン・ロートシルト 1988年
あの 濃厚なワインが20年を経ていかに!!!
色はまだまだ濃く,エッジも赤味を帯び 20年の月日を感じさせない色合いですが 味は全体に練れ,まろやか。
ムートンは いつになったら老成へと変わって行くのでしょうか??

  CH・パルメ 1999年
   果実味,酸味,タンニンが 豊かで柔らかく 厚みがあり,繊細。
   パルメらしい優雅なワインに包まれました。

 豪勢で豪華なワイン会を皆さんと共に楽しめたことを バッカスの神に感謝です。

 ブルゴーニュばかり飲んでいると 何故かボルドーが恋しくなり ボルドーばかり飲んでると ブルゴーニュでほっとしたくなる。
 弊店のワイン会にご参加くださる皆様は 多分・・・・・
前世はフランス人なんでしょうね。。。。。。。。。