今回は 熟成したポムロールワインということで,期待が膨らみ,厳粛に始まりました。

まずは,今回のご案内ワインです。

★シャトー・スミス・オー・ラフィット 2000 
★シャトー・プティ・ヴィラージュ 1983
★シャトー・トロタノワ 1993
★シャトー・ラ・ポワント 1995
★クロ・デ・リタニ 1996
★ヴュー・シャトー・セルタン 1996
★シャトー・ラ・コンセイヤント 1996


最初の 白ワイン,シャトー・スミス・オー・ラフィットは グラーブ地区の白ワイン。
8年の月日を経て 黄金色の色合いが生まれ,トースト香,オーク香が 柔らかく立ち昇り 厚みのある余韻が続きます。
次は 1983年のCH・プティ・ヴィラージュ。
熟成により 柔らかいガーネット色に変わり,全ての要素が一体になり,柔らかく,滑らか。しっとりとした美味しさが広がりました。
あるお客様が 凄く気に入られ,注文されたのですがこの1本で在庫が無くなり,残念!
次々と 10年以上の月日を経たワインが抜栓され,まろやかで エレガントなワインを堪能しました。
その中でも 1996年 CH・ラ・コンセイヤントは しなやかで エレガントさにおいても 特筆できる という意見がありました。

さて,今日の番外は あるお客様の誕生年,1978年。
1978年のサントネイ1er。二コラ・ポテルの マグナムサイズ(1500ml)が登場!30年の月日が経ちました。

透明感のある 煉瓦色優しい色合い,口の中での芳香は 若いときより強く感じられ 調和の取れた非常にエレガントな味わいが広がりました。

そして さらなる 1978年。 


1978年のCH・モンブスケの ドゥーブル・マグナムサイズ!なんと 3000ml!!
エッジはガーネット色に変わり,全体に褐色を帯びていますが まだ 赤い色素も 残り ブルゴーニュに比べ 下草や腐葉土,珈琲の香りなどが しっとりと立ち 昇り,タンニンは柔らかく 風味が口の中で一体になり,優しい余韻へと続きます。

さて,最後の番外は,
2002年,ムルソー1erスールド・ダーヌ。 ドメーヌ・ルフレーブ。
又,又,又,なんと,素晴らしい白ワインが登場!
強い芳香が 広がりますが エレガント!
酸をベースに 構成のしっかりした赤に負けない味わいなんですが  エレガント!!


 全てに洗練されたエレガンスが 漂います。さすが ルフレーブ!

 今回も たくさんのワインを楽しみましたが みんなで  「いいワインって あまり酔わへんなあ」
(しっかり お顔は真っ赤ですけど・・・・・^^;) と 言いながら 夜は更けていきました。

 酔えるのも楽しみ,味わえるのも楽しみ。
 そして 弊店のワイン会に参加くださる皆さまの ふるまう楽しみ。
 弊店スタッフの 喜んでいただけてるお顔を見る楽しみ。

 ワインに関しては 色んな楽しみがあって 幸せでございます。