今回のワイン会はこの真夏の暑さで疲れた体を癒して頂こうと自然な味わいの極み
「プリューレ・ロック★」特集でした。
DRC社の共同経営者であり、ブルゴーニュワインの自然派を牽引する
アンリ・フレデリック・ロック氏。
1つ1つの畑の性格を表現し、どこまでも優しく、柔らかな風味を味わえました。皆様はご満足頂けましたでしょうか?
今回のご提案ワインです。



◆ BLANC(ブラン) DE(ド) BLANC(ブラン) EXTRA(エクストラ) BRUT(ブリュット)
NV(06)  ユリス・コラン

◆ NUIT(ニュイ) SAINT(サン) GEORGES(ジョルジュ) 1er(プルミエクリュ) VV(ヴィエイユ・ヴィーニュ)  
2007  プリューレ・ロック

◆ NUIT(ニュイ) SAINT(サン) GEORGES(ジョルジュ) 1er(プルミエクリュ) CLOS(クロ) DE(ド) CORVES(コルヴェ) 
2004  プリューレ・ロック

◆ VOSNE(ヴォーヌ) ROMANEE(ロマネ) LES(レ) HAUTES(オート) MAIZIERES(メジエール)
2006  プリューレ・ロック

◆ VOSNE(ヴォーヌ) ROMANEE(ロマネ) 1er(プルミエクリュ) LES(レ) SUCHOTS(スショ)
2006  プリューレ・ロック

◆ CLOS(クロ) DE(ド) VOUGEOT(ヴージョ)
2005  プリューレ・ロック

◆ CHAMBERTIN(シャンベルタン) CLOS(クロ) DE(ド) BEZE(ベーズ)
2006  プリューレ・ロック


アペリティフとして、選ばさせて頂いたのは「ユリス・コランの、ブラン・ド・ブラン・エクストラ・ブリュット」です。
このドメーヌの当主 オリヴィエ・コランは かの有名なジャック・ヤロスの弟子として長年一緒に働き、今後素晴らしいシャンパーニュを造るだろう若手生産者です。(既に素晴らしいですが) きめ細かな泡は、ワインに溶け込み、柑橘系の香りがとてもフレッシュです。ミネラルと果実味のバランス良く時間と共にヴァニラやカラメルなどのコクのある香りの味わいが現れ とても複雑で力強いシャンパーニュでした。夏はやっぱり泡ものは美味しいですね。
続きまして、「プリューレ・ロック」のオンパレードです。癒しの世界です。
まずは「ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ・ヴィエイユ・ヴィーニュの2007年」。このキュヴェはプリューレ・ロックのモノポールである クロ・デ・コルヴェ畑の格下げです。
ロック氏はクロ・デ・コルヴェ畑から樹齢の違いなどで、4つのキュヴェを造っており、下のキュヴェから「ニュイ・アン」、「ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ」、「ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ」、「ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ・クロ・デ・コルヴェ」と畑の中でも個性を大切にしています。
と、言うことで この1本目はセカンド的なキュヴェです。
柔らかで 華やかな花、果実の香りが広がり、ニュイ・サン・ジョルジュらしい土壌からの香りが厚みを出しています。
とても 優雅でロック節全開でした。
アフターにはしっかりとタンニンが残り、若さが目立っていましたが 今でも充分に美味しいです。
そして次は 「プリューレ・ロックの、フラッグシップ」でもある、「ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ・クロ・デ・コルヴ2004年」を。薔薇の花の香りが漂い、フレッシュな赤系果実と少しドライフルーツの香りが複雑に、そして優雅に香ります。香だけでも うっとりしてしまいました。
味わいも何処までも優しく、上品で そして豊かさのある果実、大地の味わいと魅力的な風味が満載です。本当に癒されます。今まさに飲み頃です。
お客様のご意見として この2本にはニューワールドのニュアンスも感じられるとのこと。優しい甘味に開放的な世界も見れるようです。
次は村が変りまして「ヴォーヌ・ロマネ・レ・オート・メジエール2006年」を。品格ある香りで 華やかさとフレッシュさ、そして ヴォーヌ・ロマネ特有のスパイシーさが広がります。レ・オート・メジエールはプルミエ・クリュ畑の下部に位置し、レ・スショよりも柔らかく 優しさのある味わいでした。
そして次は「ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・スショ2006年」。若さのある果実と花の香り、力強さとフィネスを充分に香りから感じられます。骨格の  しっかりとした酸が 柔らかみのある果実を支え、バランスのよい味わいです。少しまだ若さが目立ちますが 優雅で力強く フィネス感のある素晴らしいWINEでした。
では、ここからはグラン・クリュ畑となります。
「クロ・ド・ヴージョ2005年」。2005年は とてつもなく素晴らしい作柄で、全ての要素のレベルが高く 力強さを感じ取れます。
凝縮感のある果実のコンフィチュールや「クロ・ド・ヴージョ」らしい肉厚感など、とてもふくよかさのある香りと味わいでした。
今も充分楽しめますが、これからの変貌にも期待です。変貌した姿は、言葉を失うことでしょう。
次は本日の大とりです。「シャンベルタン・クロ・ドベーズ2006年」を。初めから素晴らしい香りが瑞々しく現れます。上品で、優雅で 瑞々しく、優しく、力強く、柔らかく、本当に パーフェクトな香りが広がり、またもや うっとりさせられました。
様々な果実、花、スパイスなど 複雑で そして 親しみやすさも持ち、味わいと共に 素晴らしいバランス力のある始まり方から 終り方まで 1つのストーリーのような味わいで 楽しかったです。
6アイテムの「プリューレ・ロック」を体験し、全てにおいて 優雅なWINEでした。
癒されます。1つ1つの個性も表現し、1つ1つストーリーを持ち、楽しく、魅力的なWINEばかりです。皆様は楽しめましたか?
また、「プリューレ・ロック」特集はしたいなと思います。恒例の番外WINEは、 「コート・デュ・ジュラ・キュヴェ・ド・ギャルド2006年」。ジュラ地方を代表する伝統的なドメーヌ・ガヌヴァが、造る素晴らしい個性のある白ワインです。ジュラ特有の酸化構成の香りに 洋梨や柑橘系の香りが溶け込み、ふくよかで厚みのある味わいです。その中で瑞々しさもあり、ミネラルとのバランスは良好です。
そしてまたまた個性的なクレマンを・・・
「クレマン・ド・ロワール1984年」を。ドメーヌ・ダルクが造るクレマン古酒です。
まだまだ元気な泡があり、熟成からのモカ・フレーヴァや厚みのある香りに、蜜のニュアンスも。全体にバランスよく、古酒特有の楽しさを味わえます。これは、コストパフォーマンス高い味わいです。
今回も本当に魅力あるワイン会になったと思います。
皆様と一緒にお話を伺い、魅力あるWINEを楽しめた事に感謝です。ありがとうございました。
次回(9月)も皆様に楽しんで頂けるWINEをご提供できますように、頑張りますので 次回も宜しくお願いします。
2011年7月25日   小泉 真人