今度の土曜日は 弊店のワイン会です。そこでご提案ワインの造り手のご紹介を 輸入元さんの資料より ご紹介します。
MARGUET PERE et FILS ~マルゲ・ペール・エ・フィス
★1870年に創立し、1905年からビン詰めを始めました。
現オーナーあり、栽培と醸造のマネージャーのブノワ・マルゲは、5代目にあたります。
現在 Marguet-Bonnerave(マルゲ=ボンヌラーヴ)一家は、5つのグラン・クリュ村(アンボネ、
ブジィ、マイィ、 シルリィ、ヴェルズネイ)と、セカンド・クリュ(エペルネ)に畑を保有しています。
しかし優れた畑を所有しているだけでは優れたシャンパーニュができわけではなく、現実は
より複雑です。
優れたワインを造ることは、毎日が挑戦です。すなわち、勤勉に働き、ブドウ畑を観察し、
自分のワインと密接に関わり、最良の決断を しようとすることです。
定時にだけ働くという時間仕事とはまったく違います。
多いなる情熱と広い心持ち、そして献身の結果、大きな喜びと満足感が得られるのです。
ブノワ・マルゲは有機栽培に興味をもち、2004年にデュヴァル・ルロワ社でシェフ・ド・カーヴ
(醸造長)を務めていたエルヴェ・ジェスタンを訪ねました。
以来、栽培・醸造の両面でエルヴェに導かれながら、新たな道に開眼し、2006年から本格的に
二人の共同作業が始まりました。
歴史あるドメーヌの5代目であるブノワにとって 、有機栽培に転換することは大変な困難を
伴いました。
古いネゴシアンを経営する夫人の両親の 猛反対と、マルゲ家内や親戚の反対という挟み
撃ちは、グラン・クリュに広い畑を持つ古い家柄にありがちな困難なのですが、ことは
夫人との離婚にまで発展しました。
にもかかわらすブノワは、あえて、売り易いが個性や品格に欠ける凡庸なシャンパーニュ作り
を脱、し同志エルヴェ・ジェスタンタンとともに、新たな可能性に向かって強く前進し始めたの
です。
ラシーヌさんの資料より