本日のワイン会の造り手紹介です
本日は ボルドー地方、サンジュリアン地区、格付け第3級の シャトー・レオヴィル・バルトン 1996年
をご提案します。
元々は一つの大きなレオヴィルのシャトーの一部だった、シャトー、ラス・カーズ、ポワフェレ、バルトン。
ヒュー・バルトンが1826年に畑の約4分の1を買い、これがシャトー・レオヴィル・バルトンとなりました。
実はレオヴィル・バルトンはシャトー・ランゴア・バルトンで造られています。レオヴィルにはシャトーがないからです。
ブドウの平均樹齢(30年)の 高い平均樹齢から、熟して凝縮したブドウで作られています。
そして発酵は容量200hlのオーク槽で、30~32℃の温度で行われます。
発酵後もブドウは2週間程度そのまま発酵槽に残され、その後、果汁のみ別の容器に移されて、マロラクティック発酵を行います。
それが終わると、ワインはオーク樽(新樽比率50%)に移され、3ヵ月毎に卵白と水を使った清澄が行われ、翌年7月に瓶詰めされます。
近隣の同じ2級シャトー、レオヴィル・ラス・カーズやレオヴィル・ポワフェレよりも肉厚でフルーティーな味わいです。
2016年08月27日 13:52