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今週末はwine会です

いいお天気の京都は 八重の桜に変った町並みに大勢の人が来られていました。丁度今月は 京都は「をどり」の時期なので 祇園界隈も 更に賑わっています。さて、今週末は 弊店のwine会です。 ご提案のwineの生産者のご紹介を始めます^^

「ブノワ・アント」
もともとはダヴィッドというドメーヌでしたが、1997年、兄のアルノー・アント(ムルソー)と弟のブノワ・アント(ピュリニー)に分割相続されて誕生しました。

ブノワ・アントは、相続した畑を直ちに実質ビオロジーのリュット・レゾネ栽培に切り替えた上で、2年後の1999年から自社ビン詰めを開始。そのファーストヴィンテージはイギリスの老舗ワイン商「ベリー&ブラザーズ」のバイヤーに発掘され、彼のワインは瞬く間に各国のバイヤーからひっぱりだことなりました。
しかし2004年、相変わらず予約での完売が続く中にあって、彼はワインのスタイルを根本から転換しました。「各国のワインメディアに評価されやすい、樽香に覆われた完熟感たっぷりの濃いワインを造るのではなく、僕自身が本当に飲みたいと思うワインを造る」。それは、「飲み飽きることのない、真に気品あるピュリニー」でした。
完熟を待たずに収穫して酸を活かし、バトナージュの回数を減らし、新樽の比率を抑えるなどの改革を断行し、ここに、きれいなミネラルのうまみが口に溢れんばかりの、透き通るようにエレガントで美しいピュリニーが誕生しました。各畑の個性も、以前とは比べようもないほどくっきりと感じられるようになりました。
無濾過。澱引きをしない。アリゴテは49cm、その他は54cmの高級コルクを使用。
厳格なリュット・レゾネ。化学肥料、除草剤、殺虫剤等は一切使用しない

2013年04月15日 10:26