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重陽の節句

古代中国では菊は「翁草〔おきなくさ〕」「千代見草〔ちよみくさ〕」「齢草〔よわいくさ〕」と言われ、邪気を祓い長生きする効能があると信じられていました。その中国の影響を受けて日本では、8日の夜に菊に綿をかぶせ、9日に露で湿ったその綿で体を拭いて長寿を祈っていました。また、菊に関する歌合わせや菊を鑑賞する宴が催されていたそうです。京都でも各神社で 節句の行事が行われますが 上賀茂神社の「烏相撲」は 必見です^0^/ 

*烏相撲:烏相撲(からすずもう)9月9日(金)重陽神事終了後神社御祭神の外祖父賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)が神武天皇東征に際し、八咫烏(やたがらす)と化(な)って先導された故事があり、烏との結びつきが深いのです。禰宜方(ねぎかた)、祝方(ほうりかた)に分れ、児童による相撲が取られます。当日は、本年度斎王代 金井志帆さん陪覧の下、氏子児童が元気に相撲を取ります。

2011年09月09日 11:55