コント・ラフォン
今度の弊店のワイン会でご提案するワインの中から、コント・ラフォンをご紹介します。輸入元さんの資料より・・・・ ムルソーのもうひとつの巨匠、コシュ・デュリと双璧をなす、偉大な造り手。
ドメーヌの歴史はジュール・ラフォンによりはじまり、3代目当主となったルネ・ラフォンの代で、
コント・ラフォンの名声は不動のものとなりました。
現オーナーで4代目のドミニク・ラフォンは、これまでの醸造テクニックに
偏っていた古い手法から一新、近代的な醸造法を取り入れるだけでなく
「ワイン造りは畑から」と、ワイン造りの原点であるブドウ栽培に立ち戻りました。
ビオディナミを実行し、また1平方メートルあたり1本という低植樹率、
さらには発芽の抑制による果実の徹底した収量制限を行ったことで、
クオリティの高いブドウを得ることに成功したのです。
そうして造られた優れたワインによって、唯一無二の存在へドメーヌの価値を大きく飛躍させました。そのワイン造りはムルソーの造り手たちの指南となり、その功績はムルソー全体の
評価を高めたといっても過言ではありません。
ムルソーといえば芳醇な果実味とヴォリュームのある
リッチなテイストで人気ですが、そこへ磨き上げられたような
緻密な質感と、堅さのないしっかりとした構造を打ち出してくるのが
コント・ラフォンの特長です。
まさにムルソーの最高峰と言える味わい。
生産量も非常に少なく、入手も困難を極めますが、極上の白ワインを求めるならば、これ以上ないほどの逸品です。
2014年02月20日 11:59