今度の土曜は弊店のワイン会です。ワイン会でも 当然お話ししますが 一般的な
造り手のご紹介を本日から 始めたいと思います^0^
輸入元の資料より・・・・・・
「カーサ・カテリーナ」
カサ・カテリーナはフランチャコルタ東部モンティチェッリ・ブルッサーティの
小高い丘に小さな畑を所有している。
除草剤は勿論、一切の薬剤の使用を中止。
下草は生やしっぱなしで年に数回刈るだけ。
彼等のワインの味わいを特異なものとしている、丘の土壌はライムストーンが
多いのが特徴で白い粘土質が表面を覆っている。
醸造所内でも 僅かなSO2以外は何も加えない。
当初、瓶内2次発酵時にはヴァテマラ産の黒糖を使用していたが、これも中止。
現在では葡萄のモストを5度で保存しておき(バクテリアの繁殖を防ぐ為
フィルターはかけておく)これを瓶内2次発酵に使っている。
彼等のスプマンテは正真正銘100%葡萄のみ。
澱と共に長期熟成することで旨みを得る
毎年出てくるワインは違うそうで何種類造っているか解らないそうだが、
全てのワインは澱と共に長期間熟成される。
澱は熟成中にタンパク質をワイン中に放出する。これがワインに旨みを与える。
彼等のスプマンテは大振りのグラスで15度程度の高い温度で飲まれることを
お薦めしたい。
『冷やさないと欠点が見えてしまうスプマンテを造っているつもりはない。
温度が高いほうが全ての要素が出てくる。ゆっくりと酸素と
触れさせながら楽しんで欲しい。
泡が抜けても味わいは決して崩れない。
それどころか違う世界を見せてくれるはずだ』
最後に彼等のスプマンテは毎年、少しずつデゴルジュマンを行い
リリースしている。
ヴィンテージは勿論だが、バックラベルに手書きでデゴルジュマンの
日付が記入されている。
このデゴルジュマンが大きく味わいを左右することになるので、
ヴィンテージ同様、こちらもご注目頂きたい。