«« »»
明日のwine会のメインの1つです

明日のwine会のメインは ワインだけではなく NAGATAKEさんのお食事とのマリアージュ。これです。 どちらが 男性で どちらが 女性か 不明^0^ ですが、その どちらかの 弊店からまかりこしますワインです。

ブルゴーニュ屈指のネゴシアンであるドミニク・ローランが今年28歳になる息子の ジャン・ローラン氏と「Domaine Laurent Pere et Fils」を開始しました。2005年に畑を購入。
もともと持っていた畑と合わせ約4haを所有し2006年がファーストヴィンテージとなります。
ドミニク・ローランにとってワインつくりとは、「日々生きていく」ことを意味しています。
「将来の夢は?」と質問したところ、「ネゴシアンからぶどう畑の栽培者になって、1haの小さい畑で年間3,000~4,000本のワインを大事に造っているおじいちゃんになりたい。」という答えが返ってきました。
*息子ジャン・ローランについて
Jean (ジャン) 1980年7月31日生まれ。モンペリエの醸造学校で醸造学を専攻。
ドメーヌものは、栽培を息子のジャンが担当し、ドミニク・ローランが醸造を行っています。
菓子職人の家に生まれ、パティシエから転職したドミニクは息子のことを「自分の時とは状況が違うからかハングリー精神はないけど、本当に気の優しい息子だよ。」と誇らしげに語っていました。
*栽培・醸造について
栽培は極力自然に近い農法で行っています(ビオディナミ農法に近いと言っていましたが認証を取るつもりはないそうです)。目指しているのは19世紀のワインスタイルで、ドミニク・ローランのこだわりがあますことなく表現されています。
その一部ですが、除梗なし、SO2は瓶詰め時にわずかに用いる程度、補糖なし等があげられます。ロマネ・コンティの造りを勉強し醸造方法をドメーヌものにあてはめたと言っていましたが、あくまでも家族の秘密で詳しくは公表するつもりはないそうです。
醸造は現在ドミニク・ローランの4つのカーヴで行いますが、熟成はニュイ・サン・ジョルジュにある住居の地下カーヴで行い2006年ビンテージのワインは10ヶ月の熟成を経て初リリースされました。

「メゾン」と「ドメーヌ」の違いについて
メゾンものは、ドミニク・ローランの顔の広さとネットワークで最高級のワインを買い付けています。
彼が樽で買い付けるワインを選ぶ際の基準は、ヴィエイユ・ヴィーニュのぶどうから造られていること、手摘みで収穫されていること、除梗は50%までであることです。
買い付けたワインの中には自分のアドバイスをよく聞いて造ってくれている生産者の理想に近いものと、残り60%については素晴らしい区画のものを買い付けてブレンドするため、除梗率はその年によって違います。
メゾンものは、樽で買い付けたワインを自分の醸造法によって数段上のワインに仕上げること、変貌させることを遣り甲斐にしています。
ドメーヌものは除梗せず、果梗を残して醸造しています。また熟成期間にも違いがあります。
メゾンものは、18~24ヶ月間の熟成を経てリリースされますがドメーヌものは10ヶ月のみです。

2013年02月15日 10:55