今年最初のwine会は、まだ 地下セラーでは寒くてワインの温度も上がらないということもあり、
レストランNAGATAKEさまにて 開催致しました。
今回の ご提案ワインは このようになっております!
☆ レストランNAGATAKE料理と
ドメーヌローラン マリアージュ
BRUT NV magnum NUITS SAINT GEORGES LES QUATRE VIGNES 2009 NUITS SAINT GEORGES LES DEUX CERISIER 2009 GEVREY CHAMBERTIN CLOS SAINT PIERRE 2009 CHAMBOLLE MUSIGNY LA COMBE D’ORVAUX 2009 NUITS SAINT GEORGES 1er CRU AUX DAMODES 2009 CLOS VOUGEOT SUI GENERIS 2009 ECHEZEAUX EN ORVEAUX 2009 |
NAGATAKEさんの繊細で 華やかな盛り付けのお料理と
ワインは、OWARIYA一押しのドメーヌ・ローランという素晴らしい相性!
全てのお料理も ワインも 美味しく、良き時を皆さんと過ごせ、満足な夜となりました。このようなワイン会もいいですね。
NAGATAKEさまのメニューです。
蛤と聖護院大根の 春菊スープ仕立て |
アペリティフであるシャンパーニュのマグナムを。
BRUT NV magnum
泡立ちも フレッシュで きめ細かく 柑橘系や青林檎、赤林檎のフレッシュな果実と、ハーブを思わす、爽やかさのある香りが広がり、少し 熟成からの深み、コクを感じられます。味わいも 凝縮感のある果実と爽快な酸、ミネラルのバランス良く、ふくらみのある味わいでした。大きいサイズは やはり 繊細さも増し 美味しいです。
NUITS SAINT GEORGES LES QUATRE VIGNES 2009 ドメーヌ・ローラン
ハツラツとして 凝縮感のある果実が華やかに香り、とてもアグレッシブ。
花の香や 少しスパイスも感じられ、若々しい風味が広がっていきます。
全てにおいて 活動的で集中力はないですが コクのある旨味があり、土のような風味がニュイらしさを出し、ふくよかな味わいでした。
NUITS SAINT GEORGES LES DEUX CERISIER 2009 ドメーヌ・ローラン
華やかで しなやかな果実の香りが 満開でした。花の香り、ミネラルなど とても上品で、また 静かさの中にエネルギーを感じ、ブルゴーニュワインとはこの妖艶さだと思わざる得ない素晴らしい香り、味わいでした。これで 村名とは・・・
GEVREY CHAMBERTIN CLOS SAINT PIERRE 2009 ドメーヌ・ローラン
レ・ドゥー・スリジェと同様に素晴らしい香り、味わいで こちらも満開でした。
ジュヴレ村らしい 少し頑固な所、土や野生味をより感じ取ることができ、今もまた 今後も常に美味しく熟成していくことでしょう。
ドミニク・ローラン氏のワインには 言葉にならない生命力を感じます。
CHAMBOLLE MUSIGNY LA COMBE D’ORVAUX 2009 ドメーヌ・ローラン
ラ・コルブ・ドルヴォー畑は 1つの畑の中で村名、プルミエ・クリュ、グラン・クリュ(ミュジニー)と、3つの格付けの区画があります。こちらは 村名の区画。
シャンボール・ミュジニー村の中でも 標高が高く とても涼しげでエレガント。
華やかで ジューシーな果実と気品ある酸、しっかりとしたミネラルを感じ、とてもスマート。芯のしっかりとした骨格を感じ、フィネス溢れる味わいでした。
まだ 満開とまで行ってませんが ブルゴーニュの数ある村の中でも 華やかで女性的なシャンボール・ミュジニー村を堪能できました。
NUITS SAINT GEORGES 1er CRU AUX DAMODES 2009 ドメーヌ・ローラン
私個人的に大好きな畑「オー・ダモード」。
ヴォーヌ・ロマネ村側のこの畑は、力強く、ボリューム感を感じます。その中に エレガントさ、繊細さが共存し、素晴らしく複雑な香り、味わいを漂わせていました。
まだまだ 頑固さが前に出て、全ての要素が奥に潜んでいますが、今後 とんでもないワインへとなるに違いありません。
CLOS VOUGEOT SUI GENERIS 2009 ドメーヌ・ローラン
ブルゴーニュの中でも 広大な畑のグラン・クリュ「クロ・ド・ヴージョ」。
ドミニク・ローラン氏は その広大な畑の中でも 最高の立地(区画)を所有しています。
豊満さ、力強さ、ボリューム感、肉厚な果実、しっかりとしたきめ細かくまろやかなタンニンと、とても男性的です。
素晴らしいポテンシャルを持ち、広大で深慮な香り、味わい。
今は閉じ気味ですが、その偉大さを感じることはできました。熟成が楽しみな1本。
ECHEZEAUX EN ORVEAUX 2009 ドメーヌ・ローラン
エシェジー畑も広大ですが、最高の区画である「アン・オルヴォー」を所有しています。
華やかで 繊細で エレガントさが際立ちますが、力強さも感じられ、全ての要素がエネルギッシュです。まだ エネルギーは前面に出てきていませんが、この要素が放出されると 思うと 笑みがこぼれました。
今でも 素晴らしいこのワインも 何年後かに また 出会ってみたいものです。
今回の番外は・・・・1アイテムでしたが(流石に・・・)そのワインがなんと・・・・・。
GEVREY CHAMBERTIN 1er CLOS ST JACQUES 2005 アルマン・ルソー
まず2005年というヴィンテージは タイミングが難しいですねと 結論から言ってしまいましたが、閉じてました。
ですが このワインの持っている要素の多さには びっくりです。
とても 複雑で華麗さなど エレガントで 上品な所が際立っていますが、しっかりとしたミネラル、力強く 深みのある果実の旨味を奥のほうで ひしひしと感じます。
今回は レストランNAGATAKEさんでの美味しいお料理と ドミニク・ローラン氏の造る魅力溢れる ブルゴーニュ・ワインの真髄を感じられ、嬉しく思いました。
これからも たまには レストランさんでのワイン会も企画していこうと思います。
また いつもと違った雰囲気で 皆様と楽しく過ごすのもいいですね。
また よろしくお願い致します。